知育玩具のサブスクサービス「Cha Cha Cha」が障がいを持つ子どもたちに携わる従事者へおもちゃの無償提供を実施
Cha Cha Chaでは、障がいを持っている子どもたちに携わる理学療法士、作業療法士、言語聴覚士へおもちゃの無償提供を開始しました。子どもの障がいや性格に合わせて適切なおもちゃを選定し、日頃障がいを持っている子どもたちをサポートしている方達への助けになればという思いから本サービスを始めさせていただきました。
子どもたちのリハビリに使うおもちゃの多くが自費負担
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は、医療や福祉の現場で活躍するリハビリテーションの専門職です。専門領域や関わる障がいの種類、リハビリの内容はそれぞれ異なりますが、障がいを持つ子どもたちへのアプローチとして知育玩具やおもちゃは必要不可欠です。とはいえ、リハビリや業務で使うおもちゃの多くは現場に関わる従事者が自腹で工面していることが多く、予算の都合上安価なおもちゃばかりになってしまうことが多くあります。また、預ける親は家や施設でも良質な療育環境を求めていますが、従事者が自費負担しなくてはならないため、ギャップが生まれている現状もあります。
予算が限られているためおもちゃが画一的になってしまうことや、預ける保護者とのギャップが生まれている点、そして現場従事者にとっておもちゃを選定して購入するという負担が大きいといった問題に着目し、おもちゃのサブスクサービス「Cha Cha Cha」では、障がいのある子どもたちに携わる言語聴覚士、作業療法士、理学療法士に、業務やリハビリで使うおもちゃを無償で提供する取り組みをスタートさせました。知育玩具には手や足、身体を動かすことで運動神経の発達を促すだけでなく、好奇心や探究心を刺激する効果もあり、子どもの能力を引き出す力があります。ChaChaChaでは500種類ものおもちゃのラインナップがあるので、子どもの障がいやタイプによって、適切なおもちゃを選定して提供できるのも強みの一つです。
義務教育段階の全児童生徒数989万人のうち、4.2%にあたる約41万7千人が障がいにより特別な支援を必要としている特別支援教育の対象となっています※。この数は年々増加傾向にあるため、今後も早期から障がいのケアを行っていくことが重要です。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士に障がいに合わせた適切な療育を行ってもらうべく、今後もCha Cha Chaではおもちゃの無償提供という形で療育現場をサポートしていきます。